2011年11月27日日曜日

Jazzin' going to unknown areas 1996

U.F.Oの原点たるイベントJazzin'にて西麻布Yellowへ久々、現場復帰です。
個人的にいろいろ多忙だった時期で、夜遊びもご無沙汰でした。

青山のBlueでは3人揃ってDJするのは稀であり、それぞれ個性が立って来た頃でした。
立ち上げたBrownswoodレーベルにて自身以外のリリースも活発になり
舞台は日本から世界へと勢いだった感がありました。
やはり本イベントは重要かつ必視な訳です。

今回は英国よりJoe Davisをゲストに迎えました。
Mr.Bongoというレーベルの元締めであり、レアなブラジル物の再発には皆さんお世話になりました!(Gillesのレコードディラーだった模様・・・)

あわせてFar Out Recordingsを立ち上げプロモーションがらみだったのでしょうが
レアなアナログ聴かせてもらって満足でした。

ですが
ご本人、見た目が地味で、道ですれ違っても全くわからんでしょう。

あわせて
原因不明のトラブルにて一時中断(風営法の手入か?なんて冗談も聞こえます)
DATの録音ボタン押し忘れ等等
結構な時間だったと思いますが本録音を引っ張り出すまで全く忘れてました。

あわせてU.F.Oの3人のDJパートも思い出せず・・・

15年前ですからご容赦ください。















United Future Organization
Jazzin'
Joe Davis
Space Lab Yellow
Nishiazabu Minato-ku Tokyo Japan
Mar. 22, 1996







































2011年11月14日月曜日

Remix Night Cosmic Soul 3 featuring Art-Core

今回紹介するのは、今までの所謂Jazz系と言えるのか、当時も結構議論を呼んでいた
Jungleについてです。

高速で複雑なリズムとルーズな低いベース音が特徴、なんて言われていますが
英国発祥の地!新たなジャンルの登場!!て騒いでいたのは一部の方?でして
クラブ等の現場では困惑していました。

ジャイルス、ラファエルがイベントにて盛んに回すのですが(過去ブログ参照)
はっきり言って引いて(この言葉も当時は無し)ましたね。

ただ、Drum 'n' Bassと呼ばれる形態に変わる頃は認知されて、今回の様なイベントも日本にて開催される訳です。

Cosmic Soul 3 featuring Art-CoreのCD発売にからめて
LTJブケム(DJと言えるのか疑問ですが)とMCコンラッドのパフォーマンス!
衝撃的でした。

このイベント後、結構はまって楽しい?日々を送らせてもらいました。
(U.F.Oの社長は未だに理解不能?でしょうが音楽なんてある意味好き嫌いですので・・・)

ただ
DATの調子が悪く、ノイズが多いです。お許しください。














Remix Night
Cosmic Soul 3 featuring Art-Core
LTJ Bukem
Space Lab Yellow
Nishiazabu Minato-ku Tokyo Japan
Jan. 14, 1996






































2011年11月1日火曜日

United Future Organization 5th Anniversary Party

早いもので1995年も夏を迎えました。

クラブ通いは週末にかけて、たっぷり満喫~朝帰りってパターンですから
帰宅してシャワー浴びて朝食後に爆睡、目覚めは夕方にてその晩眠れず・・・
若い頃に比べれば体力的にもキツイ訳です。

しかし、我等がU.F.O.の5周年パーティとくれば見逃す手はありません。

開催場所もブームの新たな拠点、青山Blueです。

まず店のネーミングですが、青山に因んで、 U.F.O.のイメージカラー、Yellowに対抗して
いろいろ想像させられますが、真意はわかりません。

場所は青山通りからの骨董通りのビル地下1・2F(現在はever)。
最近行って見たら六本木通りの方が近いな、近くにBlueNoteがありびっくり!

先日紹介した渋谷The Roomとは月とすっぽん!でした。
実はあまりよく覚えていないのですが(汗)
しゃれた店内、広いダンスフロア、最新のサウンドシステム とさすがU.F.O.!実感です。

3日連続のお誕生日会でしたが、中日のSaturdayNightへ駆けつけました。
大盛況の激混み!で真夏にて空調はかなり強力でしたがめちゃ暑かったのが印象的でした。
たしか松浦俊夫は浴衣着てたっけ?、記念のTシャツ(ナンバリング付き)買っちゃいました。

英国より師匠のジャイルスもお招きして充実したイベントでした。

実況中継!はジャイルスのDJからスタートします。

ブームの第一人者だけあって、Jazz,Hiphop,Brasil,Latin,Africa,Soul,Jungleと正にWorldWide(この頃はまだネーミングは存在せず)な選曲で納得させられました。
効果的なMCと曲を途中で切ってしまう大胆さ、日本人のDJとは全く違います。

文化の歴史の深さまで感じられました。

ジャイルスの後は多分?ラファエルでしょうか(記憶喪失)









United Future Organization
5th Anniversary Party
Gilles Peterson
Blue
Minami-Aoyama Minato-ku Tokyo Japan
Aug. 12, 1995
















4がコンテンツチェックに引っかかりUP出来ません。


Marvin Gaye - I'm Goin' Home
Shirley Bassey - Light My Fire
あたりか・・・



















2011年10月28日金曜日

Tokyo Hackers Night

なんか冴えないイベント名ですが、以前から気になっていた沖野修也がらみの本拠地渋谷The Roomにて開催です。

駅前から歩道橋をわたり余り行くことのない寂れた感じの雰囲気・・・
なんとラーメン屋の地下(坂道の途中なのでどこか地面か不明)に目的のクラブはありました。

倉庫と言っても過言ではないでしょう(率直な印象ですからご容赦)

まあ、東京から見ればただの田舎(地方という意味ですが)から出てきて天下の渋谷に拠点を構えるのですから止むを得ないでしょう。

最近行っていませんのでわかりませんが、当時は狭い・暗い(クラブだから当然か)・何もない
って三拍子そろってました。

しかしスケジュールラインアップを見るとなかなかの顔ぶれで、結局老舗にまでなる(息が長いって意味)店舗運営は、店主の才能だったのでしょう。

U.F.Oのラファがまじかに見えて、DJの合間にそのレコード見せてって会話できたのはラッキーでした。アナログジャケットはビニールコーティングされており、商売道具を大事にしている職人みたいでした。

しかし

DJ中にレコード針にゴミがたまりストップ!(ゴメンナサイって謝ってる声が聞こえます)
当時ラファがはまり始めていたJungle(いつからかDrum'n'Bassって呼ばれるようになったけど)
を回すとフロアの困惑が目立ち、結局ラテン物にスイッチ!

いま思うと結構笑えます。

フライヤーも結局入手できず(もともとなかったか?)翌月のマンスリースケジュールで勘弁してください。














Raphael Sebbag
Tokyo Hackers Night
The Room
Sakuragaoka-cho Shibuya-ku Tokyo Japan
Mar. 31, 1995









































2011年10月21日金曜日

United Future Organization New Years Eve Party

1994年も押し迫り、盛り上がりを魅せたブームもピークを迎えた感がします。

新宿リキッドルームにてUnited Future Organization忘年会、渋谷CLUB QUATTROにてBellissima!セッション、同じく渋谷The Roomにて24時間DJリレーマラソン?
3イベント同時開催で統合テーマが「風に吹かれて時代は変わる」まさに1年の集大成です。

フライヤーの裏面に趣旨が書いてありますが、ボブディランの2曲名を拝借した次第です。
さらに本ブログの題名に再利用(選曲と同じコンセプト!)させて頂きました。

当日はどのイベント参加しようかと本当に迷いましたが、やはり御大にご挨拶したく新宿へ馳せ参じました。

新宿リキッドルームと言えば当時の重要な大箱であり、歴史を紐解けば新宿ジョイパックビル!かのディスコ黄金時代の輝かしい日々が思い出されます。(別ブログ立ち上げ予定)

ですが、今にも壊れそうなエレベータにて7Fへあがったことと(階段を登らされたかも?)
赤いコインロッカーくらいしか記憶ありません。
ダンスフロアが一段下がっており、手摺に囲まれていた気がします。

DJは当然の如く松浦俊夫よりスタート、相変わらずMCを絡め盛り上げます。(着物姿だったような気がしますが勘違い?)
続いてラファエル・セバーグ(Raphael Sebbag)はおなじみラテン・ブラジル物のオンパレードです。
最後はお決まりの矢部直、ロックも回す男気溢れたパフォーマンスです。

DJがない時の松浦俊夫はフロアを廻って、結構お客さんと談笑していました。
私も話しかけたら気さくに答えてくれて人柄の良さを感じました。

しかし3人とも長身なのでなかなか実際会うと迫力あります。
結局
カウントダウン後にあけましておめでとう!でもやったんでしょうが・・・

まあたっぷり2時間ありますので、ごゆっくりどうぞ。



















United Future Organization
New Years Eve Party
Blowin' In The Wind The Times They Are A-Changin'
風に吹かれて時代は変わる
Liquid Room
Kabuki-cho Shinjuku-ku Tokyo Japan
Dec. 31, 1994











































2011年10月13日木曜日

Bar-f-Out! presents Bar-f-Out! Session 1994

今回は、今までのクラブから一変、コンサート(イベント?)会場の渋谷On Air Westに場所を移してのイベントです。
ただ道玄坂の途中、ホテル街のど真ん中ですからマイナー感に変わりはありません。

余談ですが
James Vyner(Pは今後はずします)はブラジルブームに乗り、まさにノリに乗っている頃で
同じ渋谷にMr Bongoというショップを開いていました。


あとで知ったのですが本場英国の同名店の日本支店?だったらしく、店舗運営も同様のようで
カフェが在ったりでアットホームな雰囲気が売りでした。
ただ、くつろいでいるのは一部の客のみで以外はアナログを掘るのに夢中でした。

品揃えは英国仕入れ(元は当然ブラジル)の様で素晴らしかったです。
レアなオリジナル盤が並んでおり目の毒でしたが、如何せん状態が悪いのと(盤自体やジャケットなど)値段がおそろしく高かったので当然購入することはありませんでした。

James Vynerが店長だったのか、結構店で見かけましたが、怪しい日本語が忘れられません。

話を元に戻しますが
当イベント参加の主目的はPatrick Forgeです。Gilles Petersonと双璧をなすDJでさすが熟練の技
って感じでした。

しかしコンサートのように開始時間が早い(オープン18時ですから?)ため序盤は当然盛り上がらず、James Vynerが困惑しているのが逆に面白かったです。

あわせて、今考えると不思議なのですが
ラインナップにある、はるばるブームの発信源(ネタの宝庫)ブラジルからお招きした(NEWアルバムのプロモーションが目的ですが)Joyce!のライブの記憶が全くありません。

実力派のSpick & Spanをバックバンドに従えて生演奏!今なら興味をそそるところですが
録音も序盤にてストップ! Joyceの一声もお伝えできないのが申し訳ありません。
(若気の至りってことでご容赦)

それでは1時間半強ですがごゆっくりどうぞ。

















James P.Vyner
Bar-f-Out! presents Bar-f-Out! Session 1994
a taste of brazil
Patrick Forge
On Air West
Maruyama-cho Shibuya-ku Tokyo Japan
Aug.  1, 1994







































2011年10月7日金曜日

Jazzin’Special / Bar-f-Out! presents The Right Touch Special Flight

青山にて定期実施されていたイベントが西麻布Yellowにて開催ということで足を運びました。

Restaurant Bar CAYは純粋に音楽を聴く環境ではありませんし、客層が合わない?ので2度と行くことはありませんでした。サウンドシステムもいまいちでBGM代わりといったところでしょうか。
(もともとクラブに音楽を聴きに来る輩は少数ですから)

今回の目玉DJはズバリ、関西の重鎮!沖野修也です。
ご存知の通り実弟・沖野好洋とKyoto Jazz Massiveを結成し、地元京都・大阪で実績を重ね
東京進出してきたところです。

渋谷にTHE ROOM(現存している老舗と言えるでしょう)を開店し、全国展開を目論んでいた
正に勢い付いていた感があります。

合わせて、沖野修也の上京(京都も都の自負がありますから複雑です)と同時期に
私も大阪より引っ越してきたため興味がありました。

大阪在住のころのお話は別ブログJapanFlyerにて歴史を紐解いていきますのでご期待!

当時売出し中のMONDO GROSSOがらみの選曲が多いですがご容赦いただいて
約1時間半お楽しみください。
(最後のほうでJames P.VynerにDJバトンタッチします) 
















James P.Vyner
Jazzin’Special / Bar-f-Out! presents The Right Touch Special Flight
a taste of brazil
Izuru Utsumi
Space Lab Yellow
Nishiazabu Minato-ku Tokyo Japan
May. 13, 1994






















































尻切れトンボですが悪しからず。





2011年10月1日土曜日

Yellow Latino

当時のUnited Future Organizationはメンバー3人だった訳ですが、一番影響を受けたのは
Raphael Sebbag(通称ラファ)!です。

フランス系モロッコ人という、素性が定か?ではありませんが、見たとおりの美形でモデルをやっていたのも納得できます。

菊池武夫がデザイナーをやっていた頃のMen's Bigiのコレクションに登場しており印象的でした。
Men's Bigiのデザイナーは今西祐次に受け継がれ、PLANET PLANにて衣装提供と繋がる系譜です。

ラファに話を戻しますが、新宿花園神社内にあった第三倉庫(Milos Garage~CLUB WIREと現存!)にてラテン物を回していたそうで、正にMambo Kingさながらです。

加えて本イベントのテーマであるブラジルという2大テーマを引っさげて登場ですので
期待満々で足を運びました。

しかし・・・

ウィークデイでの開催で恐ろしく空いており、あんなガラガラのYellowは後にも先にも記憶ありません。

DJにも気合が入らないのか、たまに曲間が空くので(注目を引くために意図的な犯行か?) びっくりしました。

ただ、選曲に手抜きはなく個人的には充分楽しめました。

約2時間、上記を踏まえお楽しみください。


 





Raphael Sebbag
Yellow Latino
Brazilian Beat
James P.Vyner
Space Lab Yellow
Nishiazabu Minato-ku Tokyo Japan
Mar. 16, 1994


























6がコンテンツチェックに引っかかりUPできません。
申し訳ありません。













2011年9月26日月曜日

Bar-f-Out! presents The Right Touch

当時ブラジル物ブームの中、James P.VynerというのDJが登場します。
DJというよりコレクターと言った方がいいかもしれません。

そのJames P.VynerがホストDJを務めていたパーティーがThe Right Touchです。

パーティーの構成はJazz系と同様で、ホストDJ~ゲストDJ~Liveパフォーマンスとなっています。

残念ながらフライヤー(単なるチラシ!しかありませんがご容赦)にミュージシャンの名前がなく
記憶にもありません。

開催されていた場所は青山通りに面したスパイラルビル地下のCAYです。
(最近行っていませんが現存しているようで、いわゆる老舗と言えるような息の長いお店です)

名前の通りレストラン兼イベントスペースといった感じで、ギャラリーとしても利用されていたかもしれません。

クラブの様なかしこまったDJブースもなく、音楽を聴きにくるにはちょっと場違いといった印象がありました。
(実際におしゃべりしている声が結構聞こえると思います)

今回はゲストDJとしてLondonよりKevin Beadleを迎えたため、様子を見に行きました。

Kevin Beadleはブルーノートのコンピなどを手がけていたので名前を覚えていました。
英国のDJはみなそうですが気取っている感じはなく、単に音楽好き(収集好きか?)が嵩じて
って雰囲気です。

今回はたっぷり2時間(Liveパフォーマンスの一部含む)お楽しみください。







James P.Vyner
Bar-f-Out! presents The Right Touch
a taste of brazil
Kevin Beadle
Restaurant Bar CAY
Minami-Aoyama Minato-ku Tokyo Japan
Mar. 5, 1994

























2011年9月14日水曜日

Brownswood Sessions '94

ここから始まったと言っても過言ではありません。



今はなき西麻布Yellow(現在はeleven)にジャイルスを迎えて開催!

なにせネットが無い!のですから、雑誌等のメディアもしくはアナログ・CDを買い漁るしかない訳で
イベント現場での情報交換・収集に躍起になっていました・・・

約1時間、ですがお楽しみください。





Jazzin'
Brownswood Sessions '94
Gilles Peterson
Space Lab Yellow
Nishiazabu Minato-ku Tokyo Japan
Feb. 11, 1994







松浦俊夫のDJが終わり、いつものノリのMCによりBrownswood御大のご紹介!
らせん階段も人山の黒だかりでいよいよスタート!!

当時話題のブラジリアンスタイルで本領発揮です。

ジャイルスが出したブラジルコンピ”Escola Do Jazz ”と同じ João DonatoのCala Boca Menino
で幕開けです。 






Berimbau~Nebulosa~Ain't No SunshineとJazzSambaの王道!







パーカッシブなナンバーが続きますが、Tree Air And Rain On The Earth にて盛り上がりを魅せます。
Talkin LoudのニューカマーUrban SpeciesのBrotherにて、プロモーションに抜かりはありません。







JazzHipHopで繋いでいよいよピークへ。
Para Lennon e Mc Cartney~Upa Neguinhoとジャイルスの功績は正に大きいです。

幾夜盛り上がったことか!






最後はお決まりのBatucada物、Viva Brasil の Ronco Da Cuicaにて仕上げです。


DJ後のLiveパフォーマンスはBingo Bongo。
ユースケサンタマリアがいたはずだがメジャーになる前でまったく記憶なし。


2011年9月13日火曜日