2011年10月28日金曜日

Tokyo Hackers Night

なんか冴えないイベント名ですが、以前から気になっていた沖野修也がらみの本拠地渋谷The Roomにて開催です。

駅前から歩道橋をわたり余り行くことのない寂れた感じの雰囲気・・・
なんとラーメン屋の地下(坂道の途中なのでどこか地面か不明)に目的のクラブはありました。

倉庫と言っても過言ではないでしょう(率直な印象ですからご容赦)

まあ、東京から見ればただの田舎(地方という意味ですが)から出てきて天下の渋谷に拠点を構えるのですから止むを得ないでしょう。

最近行っていませんのでわかりませんが、当時は狭い・暗い(クラブだから当然か)・何もない
って三拍子そろってました。

しかしスケジュールラインアップを見るとなかなかの顔ぶれで、結局老舗にまでなる(息が長いって意味)店舗運営は、店主の才能だったのでしょう。

U.F.Oのラファがまじかに見えて、DJの合間にそのレコード見せてって会話できたのはラッキーでした。アナログジャケットはビニールコーティングされており、商売道具を大事にしている職人みたいでした。

しかし

DJ中にレコード針にゴミがたまりストップ!(ゴメンナサイって謝ってる声が聞こえます)
当時ラファがはまり始めていたJungle(いつからかDrum'n'Bassって呼ばれるようになったけど)
を回すとフロアの困惑が目立ち、結局ラテン物にスイッチ!

いま思うと結構笑えます。

フライヤーも結局入手できず(もともとなかったか?)翌月のマンスリースケジュールで勘弁してください。














Raphael Sebbag
Tokyo Hackers Night
The Room
Sakuragaoka-cho Shibuya-ku Tokyo Japan
Mar. 31, 1995









































2011年10月21日金曜日

United Future Organization New Years Eve Party

1994年も押し迫り、盛り上がりを魅せたブームもピークを迎えた感がします。

新宿リキッドルームにてUnited Future Organization忘年会、渋谷CLUB QUATTROにてBellissima!セッション、同じく渋谷The Roomにて24時間DJリレーマラソン?
3イベント同時開催で統合テーマが「風に吹かれて時代は変わる」まさに1年の集大成です。

フライヤーの裏面に趣旨が書いてありますが、ボブディランの2曲名を拝借した次第です。
さらに本ブログの題名に再利用(選曲と同じコンセプト!)させて頂きました。

当日はどのイベント参加しようかと本当に迷いましたが、やはり御大にご挨拶したく新宿へ馳せ参じました。

新宿リキッドルームと言えば当時の重要な大箱であり、歴史を紐解けば新宿ジョイパックビル!かのディスコ黄金時代の輝かしい日々が思い出されます。(別ブログ立ち上げ予定)

ですが、今にも壊れそうなエレベータにて7Fへあがったことと(階段を登らされたかも?)
赤いコインロッカーくらいしか記憶ありません。
ダンスフロアが一段下がっており、手摺に囲まれていた気がします。

DJは当然の如く松浦俊夫よりスタート、相変わらずMCを絡め盛り上げます。(着物姿だったような気がしますが勘違い?)
続いてラファエル・セバーグ(Raphael Sebbag)はおなじみラテン・ブラジル物のオンパレードです。
最後はお決まりの矢部直、ロックも回す男気溢れたパフォーマンスです。

DJがない時の松浦俊夫はフロアを廻って、結構お客さんと談笑していました。
私も話しかけたら気さくに答えてくれて人柄の良さを感じました。

しかし3人とも長身なのでなかなか実際会うと迫力あります。
結局
カウントダウン後にあけましておめでとう!でもやったんでしょうが・・・

まあたっぷり2時間ありますので、ごゆっくりどうぞ。



















United Future Organization
New Years Eve Party
Blowin' In The Wind The Times They Are A-Changin'
風に吹かれて時代は変わる
Liquid Room
Kabuki-cho Shinjuku-ku Tokyo Japan
Dec. 31, 1994











































2011年10月13日木曜日

Bar-f-Out! presents Bar-f-Out! Session 1994

今回は、今までのクラブから一変、コンサート(イベント?)会場の渋谷On Air Westに場所を移してのイベントです。
ただ道玄坂の途中、ホテル街のど真ん中ですからマイナー感に変わりはありません。

余談ですが
James Vyner(Pは今後はずします)はブラジルブームに乗り、まさにノリに乗っている頃で
同じ渋谷にMr Bongoというショップを開いていました。


あとで知ったのですが本場英国の同名店の日本支店?だったらしく、店舗運営も同様のようで
カフェが在ったりでアットホームな雰囲気が売りでした。
ただ、くつろいでいるのは一部の客のみで以外はアナログを掘るのに夢中でした。

品揃えは英国仕入れ(元は当然ブラジル)の様で素晴らしかったです。
レアなオリジナル盤が並んでおり目の毒でしたが、如何せん状態が悪いのと(盤自体やジャケットなど)値段がおそろしく高かったので当然購入することはありませんでした。

James Vynerが店長だったのか、結構店で見かけましたが、怪しい日本語が忘れられません。

話を元に戻しますが
当イベント参加の主目的はPatrick Forgeです。Gilles Petersonと双璧をなすDJでさすが熟練の技
って感じでした。

しかしコンサートのように開始時間が早い(オープン18時ですから?)ため序盤は当然盛り上がらず、James Vynerが困惑しているのが逆に面白かったです。

あわせて、今考えると不思議なのですが
ラインナップにある、はるばるブームの発信源(ネタの宝庫)ブラジルからお招きした(NEWアルバムのプロモーションが目的ですが)Joyce!のライブの記憶が全くありません。

実力派のSpick & Spanをバックバンドに従えて生演奏!今なら興味をそそるところですが
録音も序盤にてストップ! Joyceの一声もお伝えできないのが申し訳ありません。
(若気の至りってことでご容赦)

それでは1時間半強ですがごゆっくりどうぞ。

















James P.Vyner
Bar-f-Out! presents Bar-f-Out! Session 1994
a taste of brazil
Patrick Forge
On Air West
Maruyama-cho Shibuya-ku Tokyo Japan
Aug.  1, 1994







































2011年10月7日金曜日

Jazzin’Special / Bar-f-Out! presents The Right Touch Special Flight

青山にて定期実施されていたイベントが西麻布Yellowにて開催ということで足を運びました。

Restaurant Bar CAYは純粋に音楽を聴く環境ではありませんし、客層が合わない?ので2度と行くことはありませんでした。サウンドシステムもいまいちでBGM代わりといったところでしょうか。
(もともとクラブに音楽を聴きに来る輩は少数ですから)

今回の目玉DJはズバリ、関西の重鎮!沖野修也です。
ご存知の通り実弟・沖野好洋とKyoto Jazz Massiveを結成し、地元京都・大阪で実績を重ね
東京進出してきたところです。

渋谷にTHE ROOM(現存している老舗と言えるでしょう)を開店し、全国展開を目論んでいた
正に勢い付いていた感があります。

合わせて、沖野修也の上京(京都も都の自負がありますから複雑です)と同時期に
私も大阪より引っ越してきたため興味がありました。

大阪在住のころのお話は別ブログJapanFlyerにて歴史を紐解いていきますのでご期待!

当時売出し中のMONDO GROSSOがらみの選曲が多いですがご容赦いただいて
約1時間半お楽しみください。
(最後のほうでJames P.VynerにDJバトンタッチします) 
















James P.Vyner
Jazzin’Special / Bar-f-Out! presents The Right Touch Special Flight
a taste of brazil
Izuru Utsumi
Space Lab Yellow
Nishiazabu Minato-ku Tokyo Japan
May. 13, 1994






















































尻切れトンボですが悪しからず。





2011年10月1日土曜日

Yellow Latino

当時のUnited Future Organizationはメンバー3人だった訳ですが、一番影響を受けたのは
Raphael Sebbag(通称ラファ)!です。

フランス系モロッコ人という、素性が定か?ではありませんが、見たとおりの美形でモデルをやっていたのも納得できます。

菊池武夫がデザイナーをやっていた頃のMen's Bigiのコレクションに登場しており印象的でした。
Men's Bigiのデザイナーは今西祐次に受け継がれ、PLANET PLANにて衣装提供と繋がる系譜です。

ラファに話を戻しますが、新宿花園神社内にあった第三倉庫(Milos Garage~CLUB WIREと現存!)にてラテン物を回していたそうで、正にMambo Kingさながらです。

加えて本イベントのテーマであるブラジルという2大テーマを引っさげて登場ですので
期待満々で足を運びました。

しかし・・・

ウィークデイでの開催で恐ろしく空いており、あんなガラガラのYellowは後にも先にも記憶ありません。

DJにも気合が入らないのか、たまに曲間が空くので(注目を引くために意図的な犯行か?) びっくりしました。

ただ、選曲に手抜きはなく個人的には充分楽しめました。

約2時間、上記を踏まえお楽しみください。


 





Raphael Sebbag
Yellow Latino
Brazilian Beat
James P.Vyner
Space Lab Yellow
Nishiazabu Minato-ku Tokyo Japan
Mar. 16, 1994


























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申し訳ありません。